地質調査
地質調査 スウェーデン式サウンディング試験
画像は、スウェーデン式サウンディング試験です。
家の建て替え 新築時には、しっかり地質調査をすることが必要です。
スウェーデン式サウンディング試験では、
深さ10メートルまでの地質調査を行い良好な地盤が、
どの位の深さに有るかを調べます。
機械に付いている、鉄棒の先が矢になっていて、
その、鉄棒に100㎏の加重を加えクルクルと回転させます。
25㎝ねじ込むのに何回転するかを基準に地質の堅さを調べます。
スウェーデン式サウンディング試験は、北欧のスウェーデン国有鉄道が
1917年頃に不良地盤の調査採用されました。
その後、日本で1954年頃建設省が堤防の地盤調査として導入したのが始まりです。
1976年には、JIS規格に制定されています。
住宅の大きさにもよりますが、3ヶ所から7ヶ所程度、同じ敷地内で調査します。
良質な地盤が、深い層に有る場合は、杭工事が必要に成ります。
地質調査の結果で、杭の長さが決まり、
家の間取り、大きさ、重量で杭の数が決まります。
なぜ、杭が必要かと申しますと、
一般的に軟弱地盤と良質な地盤では、
地震の際に揺れ方大きく異なるからです。
軟弱地盤は、よく揺れやすいと言う事です。
ですから、軟弱地盤の上にいくら丈夫な家を建てても、地盤が悪ければ
地震災害に弱い家、傾き安い家に成りやすいと言えます。
大阪市内で3階建ての場合は、木造でも、鉄骨でもほとんどの場合、
杭工事が必要になる地域が多いようです。
杭の種類には、基本的に、鋼管杭とコンクリート杭が有ります。